廃車にかかる費用ですが、次の3つがかかります。
1つ目は廃車する際に必要な届出書類です。
2つ目は廃車する車両を車置き場まで移動させる費用。
3つ目に車両をバラバラに解体する際にかかる解体費用になります。
個人でやる際はこの3つの費用が必要になります。
この中でちょっと勉強が必要なものとして、管轄する運輸局に出す書類があります。単に車を捨てるだけなので、紙1枚をかけばOKと思っている方が多くいらっしゃいます。
実はこの書類、廃車のやり方によって作成するものが異なります。具体的には、永久抹消登録と一時抹消登録・一時抹消登録後の解体の届出の3つがあります。この書類は書店などで本を買い、自分で作成することもできますが、ちょっと難しいかなぁと思った場合は、行政書士さんや書類作成の代行を請け負う業者に頼むこともできます。
上記の手続と所有者の情報で、必要書類が異なります。自分で用意する書類以外は、手続き場所で入手できます。書類の作成も、代書屋さんや行政書士さんに頼めば代行は可能です。
次に車の移動費用ですが、こちらは廃車の専門業者だったり、ディーラーだったり、レッカーを専門とする会社に依頼する際に費用が発生します。相場としては７千円～５万円ぐらいです。自走できる廃車の場合は、自分で車を運転して移動させることで、レッカー費用を浮かすことができますが、意外に忘れがちなのが車を置いていったあとに発生する「交通費」です。
廃車の手続きが完了したり、解体所まで車を持っていったあとは、乗って行った車で帰ることができないので、公共交通機関やタクシーで戻ってくる必要があります。
この意外な廃車費用を発生させないためにも、迎えに来てもらうなどのことも頭に入れておくこともポイントです。
最後に廃車の解体費用ですが、これに車を買った時や車検をしたときに支払っているリサイクル料を差し引いた部分で不足金があれば請求されます。
廃車の解体は一般的には５千円～２万円くらいまでが負担金の相場です。
当たり前ですが、廃車は一生のうちに1,2回あるかないかぐらいの経験値のため、そこへ付け入って多額の費用を請求する業者がいるのが現実です。
今回お話したように廃車の費用は意外とクリアなものなので、ちょっと「怪しいな」と思った場合は、セカンドオピニオンとして当社にご連絡ください。無料で診断させて頂きます。
